インターセプト・テクノロジーTM はお客様に最適な防錆ソリューションをご提案させて頂きます。

商品のご説明

■防錆対策
:防錆対策も製品により様々です。電子部品端子の酸化皮膜から大型航空機部品など目的に合わせたアプリケーションをご提案いたします。
■ESD対策:静電気破壊対策では、要求される電気特性に合わせた材料をご提案させていただきます。また、防錆や滅菌などのご要望にも対応可能です。
■運用目的:長期保管、海運輸送+保管、脱オイル、環境対策、リユースなどによる梱包/輸送コスト削減などお客様のメリットを実例でご紹介。
評価試験実施 ■製品または検体での加速/実体評価試験実施
弊社では塩水噴霧による加速試験機を利用した評価試験を承ります。また、実際の搬送ルートでの実体試験では、輸送期間中の貨物内の温度湿度ログを取得し、データ取得と共に防錆解決策をご提案致します。
錆の発生は製造工程(主に洗浄工程)、梱包状態、保管場所、搬送ルート、搬送方法、仕向地、製品により適切な処置をすることで完全に解決できます。
また、錆の原因究明を元素分析にて実施可能。
お見積り ■アプリケーションの選択
フィルム、袋、トレーなど、製品、運用に合わせたアプリケーションを選択頂けます。サンプルの作成、梱包方法簡素化、梱包設計などご提案。 特にトレーについては3D図面を作成し、お見積り提出させて頂きます。
導入 ■導入前に比べ、トータルコストで50%以上削減可能。
インタ−セプト・テクノロジーTMは単なる防錆袋ではないと実感頂けます。
   

加速試験について

インターセプトでは加速試験方法として、塩水噴霧試験をお勧めします。
塩水噴霧加速試験は5%の塩水を試験機内に40℃、85%RHの環境を作ります。海水の塩分濃度約3%に比べると非常に過酷であり、実体に近い環境試験となります。この方法は米国ミリタリースペックで防錆試験として標準化されております。
錆の評価試験では一般的に「サイクルモードテスト」を実施されますが、この方法では単に乾燥剤の吸湿またはフィルムの湿気透過試験となります。防錆を評価する方法になりません。 インターセプトの防錆方法は油で表面皮膜を形成する一般的な防錆方法と異なり、腐食性ガスを中和した環境で防錆します。フィルムで水分の吸収が不可能なため、基本的に乾燥剤を同梱する必要があります。腐食性ガスの中和と乾燥剤での水分コントロールにより完璧な梱包が可能となります。
■湿気について
湿気は温度変化により結露となりますが、その過程で大気中の腐食性ガスを取り込みます。酸性雨と同じ現象が梱包袋内でも起こってます。錆の発生を促進させます。この結露が発生する前に腐食性ガスをインターセプトが吸着し、大気中の湿気を乾燥剤で吸着します。
■クレイ系乾燥剤について
硅素土を原料とするクレイ系乾燥剤は毛細管現象により水分を吸着します。また、原料が中性(pH7)のため、中和環境を作るインターセプトをご使用の際にお勧めします。
一般的なシリカゲルは原料が酸性であり、飽和状態に達すると吸湿した水分を一気に吐き出すのでお勧めしません。また、ベル研究所の検査結果ではシリカゲルから析出したカルシウムなどにより錆の発生も確認されております。